散る桜もまたさくら

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2012年 08月 25日

いとをかし ~夏仕様

夏は夜。
月のころはさらなり。
闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる。
また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りてゆくもをかし。
写真撮れず、拙き腕いとわろし(;´д` )ゲェ! 

雨など降るもをかし。
また、夕暮れも火のもえたるのごとしとて、はたいうべきにもあらず。
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ころは八月、盆も過ぎ去りし十七十八日ごろより、
人々祭りの支度に慌ただしくする様ことに、をかし。

講中の男衆女衆ともに、
路傍などそこかしこに提灯を下げたり、
むすびなどにぎりたりして騒ぎたりしことをかしけれ。

へぇでからに暑苦しからん最中、
男衆にわか狂言の練勤しみしこといよいよ暑苦しかりかな、いとをかしなりと。
じゃが、苦しげじゃ(;一_一)

ほぃたら、いよいよ十九廿日の緊張の本番に突入せし、
男衆、女衆、わらべと伴にだんじりひっぱるるなん。
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わしも子孫同道にて連れ立ち、見物せしめらん(変?爆)
へぇでから、廿日の宵…くらいまっくすにて候らへば、
ちる家の息子K、「武蔵」演じてトリを務む、光栄至極なり。
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やんややんやと、あたりは盛り上がり、
祭りもとうとう終わりにけり。
一同疲れ果てあるいは呑みはて家路に散らばり給ふ。
わしも疲れちって帰るなり。
へぇなのに、


ぼれぇ疲れとるのに・・・

居間に入れば
いと恐ろしき塊に遭遇するらん
「何じゃぃっ!この物体はっ!=( =`д´= ;)⇒」
と、驚くも、よくよく見ゆれば、でぶにぃじゃったなり。。
し、しかも、頭が頭が・・・




うすら禿じゃった頭が、



す、すきんへっどに
なっとったなり・・・=( =`д´= ;)⇒


み、
見るもおぞましなりと。


「いかなる心にかあらん?」
と、問うも、
「間違えたんじゃ( ̄-  ̄ )」
と、詳しぅよぅ説明しきらん。

よくよく問えば
わしの留守に、
「手柄を立てよう!!」と、思ひ立ち

ばりかん持て、じゅう㎜の坊主頭にしようと刈りそめしか(変?爆)
器具を装着せしめること忘れたなり。
坊主刈り用の器具を付けずに刈ってしもぅた…言うことよね(;´д` )

「気づかんかったん?」と、問うも
「否、
ちるがなんぼ止めても白髪にしよるけ、わしもやった」と、宣。
(わしの白髪となんの関連性があるんじゃぃっっ(ノ`A´)ノ ⌒┫)

S子、
「いや、かっこぇぇゎ」
と、褒め称えるなりが、
わしは、未だ慣れんらん(変?)

息子K、

酔いつぶれて帰りきに
おぞましきもの見られんかりし
翌朝ついに見れられるなりか。

K宣。
「人にゃ短すぎるなどと罵倒し給いなるを
おのれはをかしと思いにけり勘違いもはなはだし」
と、あきれ果てる。
かたや嫁のかなちゃん、
黙し、笑うしきゃなし_( ̄▼ ̄)ノ彡☆ばんばん!


でぶ、すきんにしてやんごとなき五日が過ぐるなりが
さん㎜ほど白々し髪生えにけり。
それもまた、いとわろし。

「黒ぇのが生えるならば、境目などいみじぅはえばえし、
白ぇのが生えるなぁ、見れんらん(違?)」
(分かっとりはするらすぃ(;一_一))
でぶ、こぅ宣が、、
加えて、あな悍まし=( =`д´= ;)⇒ゾォ~~~ッ!!

これより後は、地域の衆、仕事の衆などあまたの人々に
このおぞまし姿見られるらんこそ、
皆の衆に知られるらんこそ、


思ひやらるれ(;´д` )
いよいよ






いよいよと・・・・

暑苦しなりけり。


今年の夏、
い、
いとわろきなりにけり。

秋の声は、まだまだ近ざらにけり。
この入道の雲が、もの言ぃよるらん
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まだまだ
暑苦し…。
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by chirumegu | 2012-08-25 20:04 | ようわからん | Comments(14)
2012年 08月 23日

未去夏

今年の夏も
えーかげん、えんじょいしたのぅ。。

すぅと海にも行った。
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さぎちゃんらぁもえんじょいして
ぼれぇよぉけ繁殖しよった=( =`д´= ;)⇒
分かりにくいじゃろぅですが、標のとこらへんに巣がありんす。
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ちる地方の住民らぁは、ほとほと困っとる(;´д` )
欅がだんだん枯れてきよるし…(-公-、)ドォシヨカ

念願の蓮の華が咲いとるとこも見に行けたし♪
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散ったのばっかですまんそ<(_ _)>

牧場に行って馬と写真とったし^m^
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でかかったゎ、おんま
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向日葵も咲いとった
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廿日えびすも済んだし
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あと残り少ない夏を精一杯生きとる蝉くん
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すぅらもさっき帰っていって
パワー吸い取られた大人だけ5人取り残された感があるのぅ。。

何か知らんけど、家の中ががらんとしとる

でも、
これからまた、秋に向けて色々あるけぇのぅ。。
残りの夏・・・
元気出してがんばんべ^^v
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by chirumegu | 2012-08-23 16:57 | 日記 | Comments(6)
2012年 08月 15日

蓮の華   ふたつ

時期は当に過ぎてしもうたが、
今年もシランの花が咲いた。
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しげちゃんが、
「ちるさん家にゃないん?ほぃじゃぁ、あげるよ」
と、もう何年も前に株分けして持ってきてくれたシラン。

季節には必ず咲いてくれて、わしの大好きな花の一つじゃが
今年も変わらず庭の片隅に咲いてくれた
が、すかす、今年は違った花に見えるゎ。。
きっと、来年もシランの咲くごろには、思い出すんじゃろのぅ、
しげちゃんのことやら、しげちゃんが病とともに暮らした日々のこと。。

で、シランとは違うが、
「おばちゃん、矢車草が咲いたよ」
よしねぇの葬儀も終わりふたなぬかも過ぎたごろ
そげに言うて甥っ子のひろくんが、写メを送ってくれた。

ひろくんとよしねぇが二人で花壇を耕し、いくつか植えた種の中に矢車草があった。
「この花が咲くまで生きれたらいいな」
と、この上なく穏やかな顔で愛おしみながら言うておった。
そして、
花の種を植えるという極々普通の何でもないことが
極上の喜びであるかのように植えておったと。

そして咲いた花がこれ。
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シランのしげちゃんと同じように、来年もその次も、
矢車草が咲いたの見たら、
よしねぇのことやら病の日々を思い出すんじゃろぅのぅ。。


よしねぇが最後の入院をして
最初頃は、まだ意識もしっかりしていたので話も十分できた。
本当に親身になっていつもよくしてくださり、
よしねぇも心から信頼していたHさんというお方がお見舞いに来られて
「病気をしっかり治して、早く元気になって帰ってきてくださいよ」
と、励ましの言葉をかけてくださった。
しかし、よしねぇは
「Hさん、もうそんな誤魔化すことを言わなくていいですよ。私は長くはありません。
でも、また皆さんと会える処があるから私は嬉しいんです。」
よしねぇは、また種を植えた時のあの穏やかな顔で言うておったと。
「あの時の穏やかな顔は忘れられませんよ」
Hさんは、当時を思い出し、そう仰る。

そして、病の治療が終了し緩和ケアが始まり、
姉ちゃんの意識も日に日に薄れていくのと並行して
今度は痒みとの戦いが始まった。
病は、姉ちゃんの肝の臓まで、侵していた。
肝臓をその病に侵されると、
「そらぁ痒いいうもんじゃなぁでぇ」言うぐらい、痒いらしい。
痒みに悶え苦しむらしい。
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わしが、でぶにぃに同行した時、既に痒みが始まったごろで
よしねぇも全身血が出るぐらいかいておった。
薄らいだ意識の底から絞り出すように
痒いよぉ
痒いよぉ
痒いよぉ
たすけて・・・
と、言いながら。。

わしならぜっぴ目をそらして
誤魔化しながら
なんちゃらかんちゃら言いながら
逃げ出しとったじゃろぅて。
でも、よしねぇは
病に真向きに戦うとった。

痒いよぉ
痒いよぉ
たすけて・・・・



でぶはずっと付いて掻いてあげとったのに、
その様子を
「一人で苦しんで、憐れげじゃったのぅ」
と、言いよった。


あんたがそげなこと言うてどぉすんないっ!!(#`-_ゝ-)ピキ
よしねぇは、全然憐れげじゃねぇゎぃっ!!
堂々としとったゎぃっ!!(ノ`A´)ノ ⌒┫

そして、最後は、


最後は
ひろくんとでぶに看取られながら
すぅ~っと音もなく
静かに息を引き取っていった。

よしねぇのその顔は、

ほっこりと
笑みを浮かべ
とても美しかった。

よしねぇのその美しい顔を見てわしは、
居間にかけてある額の歌を思い出した。




ほほえみに
かがやくいのち
なみだにもくもらぬいのち
たたえまつらむ
           真隆







ほうよね、

よしねぇのいのちは、決して憐れげじゃなかったんよね。
病気やら死にも曇ることなく輝いとったんよね
そげなよしねぇやしげちゃんのいのちを
わしも、



讃えまつりたい



そして、
わしも、よしねぇやらしげちゃん
みたげに、
かがやきのあるいのちを生きたいと思うたゎぃや。

・・・・・

・・・・・


できんかもしれんけんど(-公-、)



でも

一人じゃねぇもんの( ̄-  ̄ )

しげちゃんやらよしねぇに逢えるもんの( ̄-  ̄ )

阿弥陀ちゃんがついとんもんの( ̄-  ̄ )



ここの岸では、

シランや矢車草が咲いたけんど、
しげちゃんやよしねぇの行った




かの岸では、


蓮の花がふたつ、咲いとるじゃろぅのぅ。。


              










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追記です

書くの忘れとりますた=( =`д´= ;)⇒

よしねぇのブログです。

既にばればれで、
ご存じの方もあろうかと思いますが、
どうぞ、見てください<(_ _)>

のぉや、樹の花さん^^v
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by chirumegu | 2012-08-15 20:13 | 生きとるね | Comments(12)
2012年 08月 08日

矢車草 ひとつ

世の中は幸と不幸の
ゆきわかれ
あれも死にゆく
これもしにゆく
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これは
大田蜀山人(しょくさんじん)というお方の狂歌じゃげな。
いつじゃったか、紹介しているサイトを見たことがあった。
そのサイトによると・・・

蜀山人が婚礼に招かれての一首。花嫁衣裳の一行が歩いていると、
たまたま向こうから葬式の列がやって来る。
これを見た花嫁団体の一人が蜀山人に歌を所望する。
請われて詠んだ狂歌。
一瞬、何の事か分かりにくい。じっくりと考えると笑える狂歌。
昔、大笑いして読んだ覚えがあるけれど、すっかり出典を忘れてしまった。
歌だけはしっかり記憶に残っている
云々

・・・

紹介していたお方は、
こげにこの歌の可笑しさを称えておられた。
蜀山人が、この歌を詠んだ時、「実はわれも・・・」
と、自分もその中の一人であると
勘定に入れていたかどうかはわしの分かるところのものではないが、
折しも、息子Kの婚礼の際に、似た場面に遭遇した。

「おばちゃん、母ちゃんが、結婚式に出られんようになった」
Kの結婚式に出席できると心待ちにしていたのに、様態が悪化し、
よしねぇは元より自分自身も出席ができるかどうか分からない状態に陥った、、
と甥っ子のひろくんから電話が入ったのが結婚式の6日前。

「母ちゃんも、結婚式にはと楽しみにして何とか頑張ってきたけど、もうあかんゎ。
最悪の場合、俺ももしかしたら行けんようなことになるかもしれん。
けど、母ちゃんの席は、そのままにしておいて。
様子をしっかりビデオに撮って帰って母ちゃんに見せてやりたいけん」
しかし、ひろくんは、落ち着いた声で伝えてくれた。

2年半前に病の宣告を受け、わしの携帯に連絡をしてくれた時の
動揺がまる分かりの声とは全く違うていた。
あの時は、「まさか母ちゃんが・・・」
と、状況が受け入れられない気持ちと、
「母ちゃんがこんな病に侵されて俺はどうしたらええんや」
という不安で一杯の声じゃった。
が、2年半という年月や、
よしねぇと家族の闘病の日々の暮らしがひろくんに
「覚悟」をつけてくれたんじゃろうと、わしは思うた。

その電話の日以来、でぶにぃは姉ちゃんのおる病院まで足しげく通うた。
行けん日もありはしたが、ほとんど毎日のように通うた。
わしも同行する時もあったが、
そのごろには、姉ちゃんは既に片方の目でしか物が見えてなかったが、
精一杯話をしてくれた。
それがよね、

此処だけの話だが(ひそひそ)あのでぶが、
姉ちゃんの手を握り泣きながら話しよった。

姉ちゃんが元気なごろは、ぼれぇ仲が悪い二人じゃったのに、
病魔に侵されつくしてしまった姉ちゃんの手を握るとはっ!!=( =`д´= ;)⇒
わしもびっくりじゃったが、一番びっくりしたのは、
恐らくよしねぇじゃったと推察される。
その光景を見たわしは、
一年前のちょうど今頃の
ばあちゃんと、
スミ子叔母とたかえ叔母の3人のコラボ
を思い出しておった。( ̄▽ ̄)

でぶは、やはりばぁちゃんにくりそつじゃ。
余計に涙鼻汁をそそるゎ(-公-、)(ノДT)アゥゥ
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そげに大切なんじゃったら、何で元気なうちから仲良ぅしとかんかったんやーっ!!
(ノ`A´)ノ ⌒┫
と、地団太を踏んでもしかたがねぇんじゃけどの( ̄-  ̄ )
こまいごろから、二人は、ぼれぇ仲が悪かった。
よしねぇは、「でぶにぃが私のことを寄せ付けん」と言い
でぶにぃは、「姉ちゃんは出来が良かったけ、わしなんか傍にも寄れんかった」
と、言う。
お互い、遠慮しとったんかのぅ。
二人ともばかじゃ( ̄・・ ̄)
でも、よしねぇ、
「病気がひどうなって、入院して、でぶにぃと
初めてこんとにゆっくり話ができて、私ゃぁ、よかった^^」
と、ひろくんやみかちゃんにぼれぇ嬉しげに言うておったと。。
でぶにぃはでぶにぃで、
「姉ちゃんが今まで生きてきて、こげな思いでおったとは、知らんかった」
と、よしねぇの苦労がどれだけのものだったかを知ったでぶ。

ここに来て、お互いの気持ちを確かめ合うことができた姉弟じゃった。
病気のおかげで初めて素直に向き合うことができた二人じゃった。


で、結婚式当日
式を終えて披露宴に突入したが、
でぶは恐らく、心ここにあらずであったと思われる。
頭の中はもう姉ちゃんのことでいっぱいであったと。。
とにかく、「一秒でも長く姉ちゃんの傍ににおりたい」
そげに思うとったに違いない。


案の定ひろくん、披露宴の途中で、帰らざるを得ない状態になってしもうた。
宴が、楽しく感動的に盛り上がる程につれて、
姉ちゃんの様態が寂しげに感じた。
ひろくんや姉のみかちゃんも、気が気でない、
「笑うたり泣いたり心配したり・・ぶち忙しかったぃね」と、
こないだの49日の法事で会うた時、当時の気持ちを語っとった。
関係ない話だが、みかちゃんは、山口県のとある地域に嫁いでいるので、
語尾に「ぃね」が付くのだ。

で、式の翌日、Kとかなちゃん、ちびにぃ一家、
ばぁちゃん、S子一家やらでぶわしも加わり、
皆総出で姉ちゃんの顔を見に行った。
この時は、まだ、意識もありしっかりと話もできた。
よしねぇも、かなちゃんに会えて喜んどった。

その10日後によしねぇはとうとう…。
まさに蜀山人のあの狂歌の通りになった。
が、、

決して笑えん(;一_一)
笑いの代わりに出るのは涙ばかりなりけりじゃ(-公-、)

思えば2年半前に病の宣告を受けて以来
その日だけ

いつやって来るかも分からない
その一点だけを見つめて生きてきたよしねぇのことを
どうして笑えようか。

宣告の日以来よしねぇは、治療の合間に
行ける処には万障繰り合わせ行って顔を出し、
出来るだけ多くの人との関わりを持つようにし、
色々なことを経験しようとしていた。
が、しかし、がむしゃらさもなく、
それらをゆっくりと丁寧に優しく
かみしめながら味わうように
日暮ししているようにも見えた。
去年の直方行もその一つだ。
K山の同窓会へも極力顔を出していた。
京都、奈良、東京、九州新幹線に乗って熊本にも行った。
入院の約2ヶ月前にも、
ひろくんやら若い子らと一緒にわしん家に遊びに来てくれた。
花壇を耕して花の種も植えたりした。
そうこうしているうちに、2年半などあっという間に経ってしもうて、
とうとう来るべき時がきて、最後の入院となった。

つづく
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by chirumegu | 2012-08-08 17:20 | 生きとるね